エミリー ザ・ストレンジ


帰宅したら、テーブル上のマシンの上に置いてあった。


あ、これ知ってる。ただし絵だけ。
だから具体的に中身知るのは初めて。


読んだ。


うーむ深い。深読みしすぎて「中道」を感じる。
たまたま自分が最近気に入ってる流れに沿っていたので、
「そっかそういうことだよね、世の中って。」
と都合よく解釈したりして。


それに印刷(インクの乗せ方)が凝ってて、
仕組まれた仕掛けにいちいちハッとする。
「エミリー」自体はインターネットから生まれたらしいんだけど、
簡潔な文章に添えられたこのさりげない仕掛けこそ
「手にとって見る(目線移動の経過やページをめくるリズム)」行為、
そしてなんといってもエミリーの世界観を知る事に対して
高効果である、と感じた。


赤と黒、そしてエミリーの目つきの印象が強くて、
無言でうつろに毒っぽい佇まいをみせるだけの
よくあるゴス系ノリかと思ってた。けど、やや違った。


イラストの見せ方や物語の見せ方の参考に、
ということでだろうけど、
今日ちょっと久々に凹んでたので
これが置いてあってよかった。
フツーに元気づけられた。
 

タロウちゃんに感謝ですねー。
(わざわざ図書館から借りてきてくれたみたい)



エミリー・ザ・ストレンジ

エミリー・ザ・ストレンジ