斜め裏の家



うちと左隣の家の間にヒト1人通れる通路があり、奥に○○荘があります。
その向こうはJRの線路で、朝から晩まで中央線やらなにやらがガンガン走ってます。



ここが現場です。通路奥左にみえるこの家。



築何年だろう。うちも古いけどこの家のほうがもっと古い!
2年前ぐらいまで30代の男性が1人で住んでいて、難しそうな蔵書が多くありました。
なんで蔵書のこと知ってるかというと、ウチのトイレの窓あけるとちょうどこの家で、
隙間だらけで中がみえたから。
ふっるい真オレンジの車にのってて変わったかんじのヒトでした。中央線沿線ぽい。


お母さんと2人暮らしだったけど、お母さんが亡くなり1人になってから
しばらく住み続けるも、どんどん朽ちてってるからか、どこかに引っ越していきました。
・・・という話を裏の○○荘の大家さんである、ウチの右側の家の白いおばあちゃんから
聞きました。



塀から家のなかにつっこんで撮影。
最近うちのまわりで野良猫がうるさかったので絶対この家に住んでそう〜
とおもったんだけど、野良猫の生活感は特に感じられず。



その家の玄関側。(写真でいうと右奥)
写真左の家とセットで平屋の超木造です。左の家はおばあちゃんが1人暮らし。
1年前ぐらいからウチの左隣の家の家族が何かの事情で不在になったので、
この左の家に回覧板をまわしてます。


いつも中央線の電車の窓からみえる大久保の線路沿いにも
くずれそうな住居がみえるのが気になってます。
屋根にブルーシート敷いて石いっぱい置いて押さえてる。


東京って時々こういう「あ・・・」な取り残されスポットがあるのでダイスキです。
地方の過疎とはまた違った味わい。
生活に密着した古いものは東京のほうがいっぱい残ってます。
そこが魅力で、なかなか都心から離れられない。


おまけ。


西新宿〜中野坂上再開発のなか、がんばって残ってたんだけど
1年前ぐらいについに取り壊されてしまった、西新宿の家。
(「仄暗い水の底から」「アカルイミライ」など映画の撮影にも使用されてたそう)


↓夜に新宿から家まで徒歩で帰る最中に撮ったモノ(2007/01/30撮影)



中野坂上あたりのビル群を背景に。
もう何度か通ってるけど、初めて見た時ギョッとした。



家の左を通過中。結構うっそうとしてる。



通過直後。



1階よくみると、部屋の電気がついている。
手前に工事資材。
まっすぐ奥が、職安通り・百人町方面。



道路はさんでむこうにあった、銭湯跡。


このへんについては、「えいはち@十二社の写真館」さんが詳しいです。


103号展示室〜淀橋(新宿ノーザンウエスト)
http://ei8at12so.sakura.ne.jp/2007/06/103.html


2009年春現在、このへんはもうきれいさっぱりです。
今後どんどんビルが建ってくんだろうなー